2025年08月03日

    開催概要

     本展覧会は岐阜県羽島郡江吉良村(現羽島市江吉良町)に生まれた画家・市橋安治の作品を紹介するものです。

     市橋は小学生の頃に画家・ゴッホの伝記を読み絵描きを志しました。その後スペインの画家・ゴヤの作品に魅せられた市橋は、1971年にスペイン・マドリードへと渡り、銅版画作品を独学で制作するなど表現の幅を広げていきます。市橋にとって版画第一作目となった《異邦人》やゴヤをオマージュした作品からは、感情のうごめきに対する市橋の執心を読み取ることができるでしょう。1976年に帰国後は名古屋市を拠点として団体展や個展への出品を重ねるなど精力的に活動を展開しました。

     本展は羽島市において市橋を紹介する初の機会となります。郷土ゆかりの作家である市橋が生涯をかけて制作した油彩画や銅版画作品など、意欲的な表現を通して絵に生き続けた作家の姿に触れる機会となれば幸いです。

    展覧会チラシ

    ちらしおもてちらしうら

    チラシ(pdf形式:1067KB)

    会期

    令和7年10月1日(水曜日)から11月16日(日曜日)まで

    会場

    不二竹鼻町屋ギャラリー(岐阜県羽島市竹鼻町2765番地)

    開館時間

    午前9時00分から午後5時00分まで(入館は午後4時30分まで)

    休館日

    10月6日(月曜日)、14日(火曜日)、20日(月曜日)、27日(月曜日)、11月4日(火曜日)、10日(月曜日)

    入館料

    一般300円、中学生以下無料

    団体250円(10名以上の場合)

    共通券500円(羽島市歴史民俗資料館・映画資料館、竹鼻まつり山車会館を併せてご覧いただけます)

    共通券は発行日より1年間有効

    身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳を携行している方(付添人1名を含む)は半額

    主催

    羽島市

    協力

    GalleryA・C・S

    佐藤文子(市橋)

    関連イベント

    1・2の参加には事前申込みが必要です。不二竹鼻町屋ギャラリー(058-393-0951)までご連絡ください。

    2・3の参加には当日有効の入館券が必要です(中学生以下は無料)。

    1.開催記念講演会「市橋安治とスペインの巨匠たち:ゴヤ、ピカソ、サウラとの対決」※事前予約制

    • 内容 晩年の市橋安治と親交のあった栗田氏による講演会です。
    • 講師 栗田秀法氏(跡見学園女子大学文学部教授、名古屋大学名誉教授)
    • 日時 10月18日(土曜日) 13時30分から15時00分まで
    • 会場 福祉ふれあい会館 2階地域ふれあいスペース
    • 定員 50名(要申し込み)
    • 参加費 無料

    2.対話型美術鑑賞「おしゃべり鑑賞会」※事前予約制

    • 内容 参加者同士で対話を交えながら作品をじっくりと鑑賞します。
    • 日時 10月11日(土曜日) 午前の部10時00分から11時30分まで、午後の部14時00分から15時30分まで
    • 会場 不二竹鼻町屋ギャラリー1階展示室
    • 定員対象 親子5組10名程度(要申し込み)
    • 参加費 無料(別途当日の入館券が必要)

    3.制作ワークショップ「コラージュ作品をつくろう」

    • 内容 絵画技法のひとつである「デカルコマニー」や、市橋安治も作品に取り入れた「コラージュ」を施して作品をつくります。
    • 日時 10月13日(月曜日祝日)、11月3日(月曜日祝日) 10時00分から15時00分まで

      ※状況によってお待ちいただく場合があります。

    • 会場 不二竹鼻町屋ギャラリー2階研修室
    • 定員対象 各日30名(申し込み不要)、どなたでも(小学3年生以下は要保護者同伴)
    • 材料費 100円(別途当日有効の入館券が必要)

    公共交通機関・車のご利用について

    公共交通機関のご利用

    名鉄竹鼻線「羽島市役所前」駅から徒歩約6分

    東海道新幹線「岐阜羽島」駅からタクシー約7分

    車でのご利用

    名神高速道路「岐阜羽島」ICから約10分

    当館に専用駐車場はございません。お車でお越しの際は、羽島市歴史民俗資料館・映画資料館(058-391-2234)、羽島市役所等の駐車場をご利用ください。駐車場の詳しい案内についてはアクセス(別ウィンドウで開く)をご覧ください。