2025年11月18日

    【11月15日】令和7年度「国際交流のつどい」を開催しました。

     不二羽島文化センターにて、『蒼き空、雅の調べ ~馬頭琴・ホーミー・長唄が結ぶ日豪の心~』と題したモンゴルの文化等の紹介と伝統音楽の演奏会を開催しました。

     講演では岐阜モンゴル文化協会事務局長の川島様に、実際にモンゴルを訪れた体験をもとにお話いただきました。遊牧民の暮らしや食事などの伝統文化、大草原やホンゴル砂丘の雄大な自然の魅力だけではなく、現地で体験したホームステイ家族の親切心溢れる受け入れや料理の提供など、モンゴルの人々の温かさにも触れた感動的なお話を聞くことができました。

     続く演奏会では、馬頭琴の演奏や長唄が披露されました。本年7月に天皇皇后両陛下がモンゴルを公式訪問された際の晩餐会にて、天皇陛下が演奏された日本の名曲「浜辺の歌」をはじめ、「モンゴル長唄民謡」や「ラクダのあゆみ」など全12曲が演奏されました。馬頭琴の技術による馬の鳴き声を再現する音や、モンゴルの伝統的歌唱法である「オルティンドー」の美しい歌声、「ホーミー」による低いの基音と高い倍音を同時に奏でる技術は圧巻で、大いに魅了されました。

     参加者からは「演奏が素晴らしく、歌声からモンゴルの風景が思い浮かび心に響いた。」、「もう一度聴きたい。」、「ずっと心に残る2時間でした。」、「モンゴルに行きたくなりました。」などの感想が多く寄せられ、大変好評をいただきました。

     この公演を通じて、モンゴルの自然や文化に触れる貴重な機会となりました。羽島市国際交流協会では、毎年さまざまな国をテーマにした公演会を開催しております。来年度も開催予定ですので、ぜひご期待ください。

    チラシ

    当日の様子

    掲示物