2025年03月11日
令和7年度より帯状疱疹ワクチンが定期接種になります
令和7年4月1日より、高齢者の定期予防接種として帯状疱疹予防接種が加わります。
帯状疱疹
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気で、体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが帯状に生じます。
初期症状としては皮膚の痛みや違和感・かゆみが生じ、続けて皮膚症状が現れるとピリピリと刺すような痛みとなり、夜も眠れないほど激しい場合があります。また、皮膚症状が治った後も痛みが続く「帯状疱疹後神経痛(PHN)」や、目や耳、顔にも症状が出る場合もあります。
原因としては、加齢や疲労、ストレスなどによる免疫低下といわれています。また、50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症するといわれています。
令和7年度対象者
接種日時点で、羽島市に住民登録があり、以下のいずれかに該当する方が対象となります。
- 年度内に65・70・75・80・85・90・95・100歳以上を迎える方
- 接種日時点で60~64歳であり、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害があり、日常生活がほとんど不可能な方
対象年齢 |
生年月日 |
65歳 |
昭和35年(1960年)4月2日から昭和36年(1961年)4月1日生まれ
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70歳 |
昭和30年(1955年)4月2日から昭和31年(1956年)4月1日生まれ |
75歳 |
昭和25年(1950年)4月2日から昭和26年(1951年)4月1日生まれ |
80歳 |
昭和20年(1945年)4月2日から昭和21年(1946年)4月1日生まれ |
85歳 |
昭和15年(1940年)4月2日から昭和16年(1941年)4月1日生まれ |
90歳 |
昭和10年(1935年)4月2日から昭和11年(1936年)4月1日生まれ |
95歳 |
昭和5年(1930年)4月2日から昭和6年(1931年)4月1日生まれ |
100歳以上 |
大正15年(1926年)4月1日以前生まれ |
令和7年度から令和11年度まで5年間の経過措置として、その年度内に70・75・80・85・90・95・100歳(※)を迎える方も対象となります。
(※注意)100歳以上の方については、令和7年度に限り全員対象となります。
過去に帯状疱疹にかかったことのある方も定期接種の対象となります。
また、過去に任意接種として接種を完了されている方は、接種の必要性について医師とご相談ください。
定期接種で使用するワクチン
以下の2種類のうちどちらかを選択して接種してください。
ワクチンの予防効果や安全性などについて、以下の説明文書をよくお読みのうえ選択してください。
帯状疱疹の予防接種についての説明書(厚生労働省)(pdf形式:258KB)
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水痘生ワクチン「ビケン」 |
組換えワクチン「シングリックス」 |
接種回数・方法 |
1回(皮下接種) |
2回(筋肉内接種) |
接種間隔 |
- |
通常2か月以上あけて2回接種 |
自己負担金 |
3,000円 |
1回あたり7,000円 |
生活保護世帯の方の自己負担金はありません。
接種までの流れ
- 対象者には対象年度の4月に「接種券」が届きます。
- 接種を希望するワクチンの種類を選択してください。
- 接種を受ける医療機関を選択してください。
医療機関に予約し、接種券・身分証明書・自己負担金を持参のうえ受診してください。
事前に子育て・健幸課までお問い合わせください。
※生活保護世帯の方は、医療機関に関わらず子育て・健幸課までご連絡ください。