2026年06月10日
リチウムイオン電池による火災・事故を防ぐためのポイント
リチウムイオン電池による火災・事故が増えています
スマートフォンやタブレット、携帯ゲーム機など、身の回りの多くの場面でリチウムイオン電池を使用した電気製品が使用されています。リチウムイオン電池は小型でバッテリー持ちが良い反面、取扱い方を間違えると重大な火災や事故の原因となるため日頃からの注意が必要です。
スマートフォン等使用時の注意事項
衝撃を与えない
落下に注意する
歩きスマホや他ごとをしながらの使用は控えましょう。また、スマホリングやバンド、ストラップを使用すると落下防止に効果的です。
できる限りケースをつけて使用する
気を付けていても落としてしまうことはあります。耐衝撃性のあるケースに入れて使用することで、万が一落としても内部短絡しずらくなります。
踏みつけ、下敷きに注意する
ポケットに入れたまま座る、何かの下敷きにして放置しないようにしましょう。
車内に放置しない
本体が膨張し、発煙・発火する可能性があります。「ちょっとの間だから」と油断せず、車を離れる際は携帯するよう心がけましょう。
使用時に違和感を感じたら使用を中止する
使用時に以下の異常に気がついたら直ちに使用を中止し、製造・輸入事業者や販売店へ相談してください。
- 本体が膨張している
- 充電時間が長くなった
- 充電時に熱くなる
- バッテリーの減りが早くなった
分解・改造はしない
外装を無理にこじ開けたり、穴を開けると内部でショートし発煙・発火する可能性があります。また、配線を繋ぎ変えると安全制御機能が正常に働かなくなる恐れがあります。
※羽島市内でも分解行為を原因とする火災が発生しています。いずれの分解・改造行為も非常に危険ですので絶対に行わないでください。
ルールを守って廃棄する。一般ごみと一緒に捨てない
一般ごみとして廃棄すると、ごみ収集車で圧縮され内部でショートし発火する可能性があります。ルールを守り、安全に廃棄してください。
リチウムイオン電池などの小型充電式電池の廃棄
火災時の対応方法
十分に気を付けて使用していても、予期せず火災が発生する可能性があります。その際は慌てずに次のとおり行動してください。
周囲への周知、通報
- 直ちに周囲の人へ火災であることを伝え、身の安全を確保してください。
- 119番通報を行ってください。周囲に人がいる場合は通報と消火を分担して行うと効率的です。
消火方法
消火時の注意事項
- 身の安全が最優先です。消火が困難だと判断したら、安全な場所へ避難してください。
- スマートフォン等リチウムイオン電池を使用した製品は、出火後しばらくすると炎が弱くなります。無理をせず、安全に近づけるようになってから消火してください。
消火方法
消火器
ご自宅・近くに消火器がある場合は、消火器を使用してください。一般的に設置されている消火器は電気火災において高い消火性能を有しています。
水バケツなど
消火器が用意できない場合は、バケツやペットボトルで水をかけてください。リチウムイオン電池は燃えやすい危険物を有しており、一度出火するとなかなか消火できません。大量の水をかけてください。
ボウル、鍋など
燃えているスマートフォン等にボウルや鍋などを被せてください。被せた後は危険ですので、消防隊が到着するまで触れないようにしてください。
消火後の対応
一度火が消えたとしても、再出火する可能性があります。水バケツ等に水没させて消防隊の到着を待ってください。この際に、素手で燃えたスマートフォン等を触ると火傷をする可能性がありますので、火ばさみなどを使用してください。
参考資料
出火防止( pdf形式:7880KB)
初期消火( pdf形式:4399KB)
総務省消防庁映像資料(外部リンクへ移動します)