2024年09月17日

    羽島市 小中一貫教育のグランドデザイン

    「私(ぼく)は、この目標に向かって、今、このことを頑張っています。」と言い切れる子どもを育てます。~義務教育9年間を見通した適時性・連続性のある教育を推進し、中学校区(※)の特色を生かした一貫教育をすすめます~ 

    ※「小学校」「中学校」は、義務教育学校については、それぞれ「義務教育学校の前期課程」「義務教育学校の後期課程」と読み替えるものとする。

    羽島市のめざす小中一貫教育

    • 中学校区の小中学校が義務教育9年間を見通した「めざす子ども像」「学校の教育目標」を共有し、目標の達成をめざします。
    • 一貫した取組を行うために、9年間を見通した計画等を作成し、指導内容や指導方法の系統性を大切にします。
    • 子どもたちが互いに学び合う場を設定したり、教職員が協働して教育活動を設定したりして、教育効果を高める活動を工夫します。

    小中一貫教育の形態

    1. 施設隣接型・・・桑原学園
    2. 施設分離型・・・羽島中学校区、竹鼻中学校区、中央中学校区、 中島中学校区

    小中一貫教育 羽島市の基本方針

    1. 羽島市の未来を担う子どもたちの『生きる力』を育むために、中学校区を単位とした小中一貫教育を全小中学校ですすめます。
      • 義務教育9年間を見通した系統的な学習指導を進めることで、学力の向上を図り、「確かな学力」の定着を目指します。また、学校、家庭、地域が協働し、継続的な生徒指導を行うことで、「豊かな心」を育てます。
    2. 小・中学校の教員が相互に連携・協力して子どもたちの理解を深めるとともに、互いの教育の在り方や系統を理解し合い、心身の発達段階に応じたきめ細かな指導を充実させます。そのことで、児童生徒の学校生活への適応力の向上を図ります。
    3. 未来に生きる子どもたちに必要な国際理解感覚の育成とICTに対応する能力を育むため、英語教育(外国語活動)、ICT教育に取り組みます。
    4. 特色ある学校づくりを支援し、各学校、地域の実態に応じた小中一貫教育の在り方を模索します。

    小中一貫教育で期待されること

    学力の向上

    • 教員の専門性を生かした教科担任制の実施(例:小学校○年生からの外国語活動、 小学校○年生からの理科の専科指導等)

    生徒指導

    • 小・中学校の教員が協働して、9年間を見通した継続性のある指導を行うことによる児童生徒の学校生活への適応力の向上。

    職員の意識改革

    • 発達段階に応じたきめ細かな配慮の必要性と小・中学校9年間で子どもを育てるという教職員の意識改革。