2024年02月16日

    農福連携とは

     農福連携とは、障がい者等が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取組です。

     農福連携に取り組むことで、障がい者等の就労や生きがいづくりの場を生み出すだけでなく、担い手不足や高齢化が進む農業分野において、新たな働き手の確保につながる可能性もあります。

     農業と福祉(障がい者)の連携という狭い意味で捉えられがちな農福連携ですが、農の向こうには農林水産業や6次産業などがあり、福の向こうには障がい者だけでなく、高齢者、生活困窮者、触法障がい者など社会的に生きづらさがある多様な人々が包摂されます。

     2019年6月に発信された農福連携推進ビジョンでは、「農福連携を、農業分野における障がい者の活躍促進の取組にとどまらず、ユニバーサルな取組として、農業だけでなく様々な産業に分野を広げるとともに、高齢者、生活困窮者、ひきこもりの状態にある者等の就労・社会参画支援、犯罪・非行をした者の立ち直り支援等にも対象を広げ、捉え直すことも重要である。」と明記されました。その後多くの場面で「農福連携」から「農福連携等」と表現されるようになった背景には、農と福のもつ意味の広がりが生み出す新たな価値への期待が込められています。

    農福連携岐阜地域連携会議

     岐阜地域における農福連携の取組を関係機関が一体となって推進するため、農業分野と福祉分野の関係者による情報交換及び相互連携を図ることを目的として2020年9月に設置されました。

     羽島市においても、農業担当課と福祉担当課が参加し、農福連携を推進しています。

    事業者の方(農業・福祉)へ

     岐阜県においては、農福連携の推進として主に以下の支援を行っています。

    • 農作業受・委託のマッチング支援
    • 専門家の派遣
    • 助成事業

    ※農福連携の事業を始めてみたい、関心がある場合については下記のホームページを参照ください。

    〇農福連携(岐阜県ホームページ)

    〇一般社団法人 岐阜県農畜産公社

    関連リンク

    〇ノウフクWEB