2022年04月01日 羽島市は清流木曽川と長良川に挟まれた水と緑の恵み豊かな都市です。 しかし、時に自然はその強大な力を私達に見せつけ、昔から人々を苦しめてきました。 「水との戦い」。それは羽島の歴史を語る上で決して忘れてはならない記憶なのです。 竹鼻別院(宝暦治水薩摩工事義没者の墓) 境内の藤棚の隣には宝暦治水工事の幕臣として御小人目付を任ぜられ、後に自刃した竹中伝六喜伯の墓(県史跡)があります。 清江寺(薩摩義士の墓) 江吉良町にあるこのお寺には、薩摩藩士で一之手に属し逆川締切などの難工事に従事した瀬戸山石助、平山牧右衛門、大山市兵衛のお墓があります。その他竹鼻町の少林寺には薩摩藩士永山権四郎の仲間、家山紹珍のお墓があります。(県史跡) 三川分流碑(桜堤) 羽島市の最南端である桑原町小薮には、オランダ人ヨハネス・デレーケの調査設計により行われた木曽三川分流工事の記念碑が立っています。またここから南の堤防沿いには、延々と桜堤が続き桜の名所となっています。