アメリカ・オレゴン州からホームステイ

　オレゴン異文化交流協会が実施するホームステイ事業として、アメリカ・オレゴン州から学生と引率者の計20名が羽島市を訪れ、市国際交流協会の活動サークル「ぎふはしまファミリー友好クラブ」所属ボランティアの居宅にてホームステイを行いました。

滞在日程一覧表

　上中町にある「正源寺」にて瞑想体験を行いました。体験では、学生たちは目を閉じて座禅を組み、心地の良い音や住職の言葉に耳を傾けながら、静かに心身を癒すような時間を過ごしました。

　テキスタイルマテリアルセンターを訪問し、岐阜県毛織工業協同組合の山田幸士さんからテキスタイルについて学びました。学生が実際に服を着て楽しむ時間もあり、日本の技術力の高さを肌で体験することで、心に残る思い出となりました。

　はしまコミュニティセンターにて行われたウェルカムパーティを通じて、学生たちはホームステイの受け入れ先家族と交流を図りました。太鼓演奏と剣舞の余興を見学した後、全員で太鼓を叩いたり、扇子を持って踊ったりと、体を動かしながら心の距離を縮め、お世話になる家族と一緒に楽しみました。

　竹鼻町にある「本覚寺」を見学しました。本堂に描かれている絵天井「雲龍」などを拝観するとともに、境内を散策し、学生たちは日本の文化財に興味を示している様子でした。

　市長表敬訪問では、羽島市長から「羽島市で充実した楽しい時間を過ごしてください。」と歓迎していただき、学生からは日本語で自己紹介をしたり、オレゴン州のお土産を渡したりするなど、和やかな時間を過ごしました。
　市長表敬訪問後は市議会議場見学を行い、学生は記念写真を撮るなど、議場の雰囲気を肌で感じていました。

　日本の学生との交流を深めるため、竹鼻中学校を訪問しました。英語で俳句を作成する授業をはじめ、給食の配膳や清掃活動など、学校生活の一部を生徒と一緒に体験しました。タブレットによる翻訳のほか、ジェスチャーを使って互いにコミュニケーションを図る姿が印象的でした。

　不二羽島文化センターにて、浴衣と茶道の体験を行いました。講師の方に浴衣の着付けをしていただき、下駄を履いてコスモパーク羽島で写真を撮るなど日本の文化にふれました。
　茶道体験では、茶室のにじり口から入室を行い、花をあしらったお茶菓子と共にお抹茶をいただきました。茶道を初めて体験する学生も多く、日本の和の心を体感する良い機会となりました。