2025年10月01日

    食品ロスとは、本来食べられるのに廃棄される食品のことです。

    羽島市では、食品ロスを出さないために「もったいない」を意識し、食品ロスの削減だけでなく生ごみの減量を目指し、「使いきり」「食べきり」「水きり」の取り組みを進めています。

    国内の食品ロス量

    国内の1年間の「食品ロス量」は464万トン。

    国民1人あたりにすると、毎日約102gのお茶碗1杯分に近い重さの食品を廃棄していることになります。

    羽島市のごみの量

    羽島市では、年間で9,702tのトンの家庭系ごみが出ています。市民1人あたりに換算すると400グラムのごみが、毎日出されており、その経費はごみ処理手数料や税金が使用されています。

    家庭から出たごみの内訳

    下のグラフは、羽島市の家庭から出た「家庭系可燃ごみ」の内訳(調査期間令和3年度から令和5年度)です。

    調理くずや食べ残し、手つかず食品など生ごみの割合が約43パーセントを占めています。

    そして、生ごみの約70パーセントは水分と言われており、水切りをすることで、ごみを大幅に減らすことができます。

    10月は食品ロス削減月間です

     「食品ロスの削減の推進に関する法律」(食品ロス削減推進法)では、10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」と定められました。

     食品ロス削減月間をきっかけに「もったいない」という意識を持ち、食品ロス削減のため、私たちにできることからはじめてみましょう。

    3きり運動で生ごみの減量に取り組もう

     生ごみの中には、冷蔵庫などに入れたまま期限切れとなったものや、食べられるのに捨てられてしまうものも含まれています。生ごみ削減のため、家庭で「3きり運動(水きり、使いきり、食べきり)」に取り組みましょう。

     

    水きり

    生ごみに出すときは、水気をしっかりきりましょう。

    1. 食材は出来るだけ濡らさない。
    2. 捨てる前に「ギュッ」と最後のひと絞り。
    3. 風通しの良い場所で乾かしてから出す。

    使いきり

    食材を必要な分だけ購入し、無駄なく使いきりましょう。

    1. 冷蔵庫など食材の在庫をチェックし、計画的に買い物をする。
    2. 特売に飛びつかず、バラ売りなどを活用し、余分なものは買いすぎない。
    3. 残った料理は、アレンジをして使いきる。

    食べきり

    料理は残さず、おいしく食べきりましょう。

    1. 料理は食べきれる量だけ作り、残ったら冷凍冷蔵保存する。
    2. 外食時は食べきれる量だけ注文し、食べきる。