食品ロスとは、本来食べられるのに廃棄される食品のことです。
羽島市では、食品ロスを出さないために「もったいない」を意識し、食品ロスの削減だけでなく生ごみの減量を目指し、「使いきり」「食べきり」「水きり」の取り組みを進めています。
国内の食品ロス量
国内の1年間の「食品ロス量」は570万トン。
国民1人あたりにすると、毎年お茶碗約1杯(約124グラム)の食品を廃棄していることになります。
羽島市のごみの量
羽島市では、年間で12,667トンの家庭系ごみが出ています。市民1人あたりに換算すると519グラムのごみが、毎日出されており、その経費はごみ処理手数料や税金が使用されています。
家庭から出たごみの内訳
下のグラフは、羽島市の家庭から出た「家庭系可燃ごみ」の内訳(調査期間平成29年度から令和2年度)です。
調理くずや食べ残し、手つかず食品など生ごみの割合が約42パーセントを占めています。
そして、生ごみの約70パーセントは水分と言われており、水切りをすることで、ごみを大幅に減らすことができます。
3きり運動で生ごみの減量に取り組もう
生ごみの中には、冷蔵庫などに入れたまま期限切れとなったものや、食べられるのに捨てられてしまうものも含まれています。生ごみ削減のため、家庭で「3きり運動(水きり、使いきり、食べきり)」に取り組みましょう。
水きり
生ごみに出すときは、水気をしっかりきりましょう。
- 食材は出来るだけ濡らさない。
- 捨てる前に「ギュッ」と最後のひと絞り。
- 風通しの良い場所で乾かしてから出す。
使いきり
食材を必要な分だけ購入し、無駄なく使いきりましょう。
- 冷蔵庫など食材の在庫をチェックし、計画的に買い物をする。
- 特売に飛びつかず、バラ売りなどを活用し、余分なものは買いすぎない。
- 残った料理は、アレンジをして使いきる。
食べきり
料理は残さず、おいしく食べきりましょう。
- 料理は食べきれる量だけ作り、残ったら冷凍冷蔵保存する。
- 外食時は食べきれる量だけ注文し、食べきる。