[2023年5月31日]
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「虐待かどうかわからないし…」
「関係が悪くなるかもしれない」
「きっと誰かが連絡しているはず」
と、ためらわず、虐待かどうかわからなくてもお知らせください。あなたの「もしかしたら?」が子どもを救います。
例えば
「子どもの姿は見たことがないけれど、火がついたように泣いているのがいつも聞こえる」
「一晩、子どもを外に放り出していたようだ」
こうしたことに気付いた方は、迷わずご連絡ください。
事実を目で確認しなくても、匿名でも通報することができます。通報者の個人の情報は守りますので、少しの疑いでもご連絡ください。連絡の結果、虐待でなかったとしても罰せられることはありません。
学校などの関係機関からの通告も、子どもを守り、保護者への適切な支援を行うためには重要なことです。
緊急を要する場合は、110番通報をお願いします。
殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、やけどを負わせる、溺れさせる、戸外に閉め出す、赤ちゃんを激しく揺さぶる など
言葉で脅す、無視したり拒否的な態度を示す、他のきょうだいと著しく差別した扱いをする、子どもの自尊心を傷つける、子どもの存在を否定する、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう など
食事を与えない、入浴させない、汚れた衣服や季節に合わない衣服を着続けさせる、重大なケガや病気でも医療を受けさせない など
性的ないたずらをする、性的関係を強要する、ポルノの被写体にする など
子どもへの「しつけ」は、子どもに基本的な生活習慣を身につけさせたり、社会のルールやマナーを学ばせるなど、将来自立して生きていくために必要なことを教えるのが目的です。その基本は、子どもの発達や理解度を考慮しながら、愛情をもって根気強く教え諭すものです。
感情的な暴力や暴言で子どもを保護者に従わせるものではありません。
子どもを思うようにコントロールできないことで保護者自身の怒りや腹立ちを、そのまま子どもにぶつける行為は、例え「子どもがかわいいから」「子どものためだから」と思っていても、子どもにとっては悲しくつらい記憶が残るだけで「しつけ」にはなりません。
暴力や暴言によって子どもが言うことを聞いているのは、わかったからではなく、痛い・怖いからです。
悲しくつらい心の傷は消えることはありません。
また、将来子どもが親になった時に同じことを繰り返してしまいます。
子どもを「しつけ」たり、子どもが間違ったことや危険なことをしたら叱ることは正しいことです。そこに暴力や暴言が加わることで「虐待」になります。
「しつけ」と「虐待」は全く別物です。
11月は児童虐待問題の関心と理解を深めるために、集中的に広報啓発活動を行う児童虐待防止推進月間です。
児童虐待は特別な人にだけ起こる問題ではなく、誰にでも起こりうる問題です。
「虐待かも」と思ったらすぐに連絡してください。「子育てでイライラして手をあげてしまいそうだ」と悩んだらすぐに相談してください。
地域で子どもや子育て中の保護者を見守り、虐待のない社会を目指しましょう。
羽島市役所健幸福祉部子ども家庭センター
電話: 058-392-1168
ファックス: 058-392-2863
電話番号のかけ間違いにご注意ください!