2024年12月23日

    「市民第一主義のまちづくり」 4期目を迎えて

     

    羽島市長

     

    私は、これまでの3期12年において、「市民第一主義」の理念に基づき、限られた財源を有効に活用し、「選択と集中」により施策を実施してまいりました。

    新たに迎える4年間では、子育て施策の推進に加え、市民病院の経営改善、公共施設の老朽化に伴う維持・更新への対応等、引き続き難しい行政課題への取り組みを進めてまいります。

    加えて、人口減少、少子化・高齢化により生産年齢人口が減少し、公共サービスを支える地方自治体の職員や、地域づくりの根幹となる自治会等の担い手不足が懸念される状況のなか、持続可能な形での公共サービスの維持も課題です。

    これからの自治体は、公共サービスを提供するサービスプロバイダーから、まちづくりに携わる様々な事業主体を調整するプラットフォームビルダーへ転換し、多様化する地域課題に対応していかなければなりません。

    課題を共有し、誰もが議論に参加できる環境を整える 「オープンガバナンス」の取り組みを推進し、公共私それぞれの持つ資源やサービスのベストミックスによる 「市民第一主義」の行政執行に全力を傾注する所存です。

    皆さま方のより一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

     

    令和6年12月  羽島市長 松井 聡