2023年05月30日
義足や人工関節を使用している方、内部障がいの方、または、発達障がいの方など、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない方がいます。
そうした方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助が得やすくなるよう、県等と協力して「ヘルプマーク」の普及に取り組んでいます。
ヘルプマークとは
外見では障がいがあると分からなくても、援助や配慮が必要な方が援助を得やすくなるよう、東京都が平成24年10月に作成したマークです。ヘルプマークを身につけた方を見かけた場合は、電車・バス内で席を譲る、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。
ヘルプマークを見かけたら
- 電車・バスの中で、席をお譲りください。
外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります。
- 駅や商業施設等で、声をかけるなどの配慮をお願いします。
交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいます。
- 災害時は、安全に避難するための支援をお願いします。
視覚障がい者や聴覚障がい者等の状況把握が難しい方、肢体不自由等により自力での迅速な避難が困難な方がいます。
ヘルプマークを配布
配布場所
- 福祉課窓口(市役所 中庁舎 1階)
- 県事務所福祉課(西濃、揖斐、中濃、可茂、東濃、恵那、飛騨)
- 岐阜県庁障害福祉課
配布条件
- ご希望の方に無償で配布します。
- 上記の窓口で、概要を説明のうえお一人につき1個個別に配布します。
- 配布にあたり、障害者手帳、身分証明書等の掲示、申請書等の提出は不要です。
- 郵送による配布は行いません。
ヘルプカードとは
ヘルプカードは、障がいのある人、難病を抱えた人等が、災害時や日常生活の中で困った時に提示し、周囲の方に配慮や手助けをお願いしやすくするための情報を伝えるカードです。「手助けが必要な人」と「手助けできる人」を結ぶカードです。
ヘルプカードの提示がありましたら、記載されている内容にそって支援をおねがいします。
ヘルプカードの使い方
- 必要な情報や配慮してほしい内容等伝えたい内容をカードに記入します。
- 日常生活や緊急時、災害時等など支援が必要な場面で、カードを周りの人に提示します。
ヘルプカードには個人情報が多く含まれますので、取扱いには十分注意してください。