2021年07月30日 適正受診のお願い 羽島市では18歳に達する日以降の最初の3月31日までのお子様(こども)やひとり親家庭、重度心身障害者の方を対象に、保険診療に要した医療費の自己負担分(1から3割)を全額助成しています。これを福祉医療費助成といいます(以下、福祉医療)。羽島市の福祉医療の近況としては、一人当たりの助成額が増加傾向にあります。福祉医療の財源は皆さんの大切な税金ですので、制度を維持するためにも、適正受診を心がけましょう。 適正受診とは 適正受診とは、できるだけ医療機関にかからないようにする、といったものではありません。むしろ体の不調を感じたら、早期に受診し重症化しないようにしましょう。様子見をしていて重症化すると、治療にも時間がかかり入院や通院で医療費が高額になる恐れがあります。 適正受診のポイントを以下に挙げますので、ぜひ参考にしてください。 体の不調を感じたら早期に受診を 早期に受診することで皆さんの健康を守ることはもちろん、医療費を抑えることにもつながります。体のことで不安なことがあれば、医療機関に相談してみましょう。 かかりつけの医師をもちましょう 何かあったときにすぐに受診や相談ができるかかりつけの医師は、皆さんの病歴や体質などを把握しています。体調の変化など気になることがあったときに、すぐ相談できることで病気の早期発見につながります。 同じ病気で複数の医療機関を受診することは控えましょう 同じ病気で複数の医療機関にかかると、医療費が増えるだけでなく、同じ検査や投薬によって体に悪影響を及ぼす恐れがあります。セカンドオピニオンは正確な診断に有効ではありますが、現在受けている診断結果や治療内容に不安があるときはそのことを医師に伝えて相談してみましょう。 夜間・休日の受診はよく考えてからにしましょう 夜間や休日などの診療時間外に受診しようとする際には平日の診療時間内に受診ができないか一度考えてみましょう。時間外の受診は割増料金がかかることがあるほか、何よりも緊急性の高い重症の患者さんの治療に支障をきたす恐れがあります。 ジェネリック医薬品の利用を検討しましょう ジェネリック医薬品は既存の医薬品と同等の効能をもつ医薬品です。ジェネリック医薬品は開発費用が既存の医薬品よりもかからないため、みなさんに処方されるときの料金も安くなっています。保険証に貼ることで、ジェネリック医薬品を希望することを伝えるシールがありますので、ぜひご利用ください。 ジェネリック医薬品希望シールは保険年金課の窓口で配布しています。