2023年01月11日

     排水設備工事が完了し、下水道を使用しますと流された汚水の量により下水道使用料を納めていただくこととなります。
     この使用料は、汚水を処理する費用や下水道管の補修、清掃などの施設の維持管理に必要な経費の一部に充てられます。
     使用料は短期的な期間設定で定めますと、著しく高額となりますので、料金水準と算定期間の両方を勘案しながら定めました。

    使用料の算定

     使用料は、汚水の排除量に応じて下記の料金表により、1か月ごとに算定して2か月分を隔月に請求します。

    下水道使用料(1か月分、消費税抜き)

    区分 汚水排除量 使用料(円)
    基本料金 10㎥まで 1,530
    従量料金 11㎥以上は、1㎥当たり 147

    令和5年1月使用分より使用料を改定しました。

    詳しくは、下水道使用料改定のページをご覧下さい。

     

    下水道使用料の計算例 (2か月分の水量が65㎥の場合 )

    まず、使用水量を等分に割り、(0.5㎥の端数は1ヶ月目に加えます。)1か月分ずつそれぞれ 下水道使用料を計算し、2か月分の使用料を合計します。

    【1か月目】33㎥の計算例

    A 基本使用料(10㎥分)      1,530円

    B 11~33㎥まで147円×23㎥=3,381円

    C 合計           4,911円

     【2か月目】32㎥の計算例

    A 基本使用料(10㎥分)      1,530円

    B 11~32㎥まで147円×22㎥=3,234円

    C 合計            4,764円 

    【1か月目】C 4,911円+【2か月目】C 4,764円=9,675円

     9,675円 × 1.1 = 下水道使用料 10,642円 

     (1円未満切捨て)

     

    2か月ごとの上下水道料金請求額早見表(税込)

    (ファイル名:料金早見表.pdf サイズ:27.69KB)

       

    使用料の支払い方法

    • 使用料の支払いは、水道料金の支払方法と統一させていただきます。水道料金の支払いが、 納付書の場合は、直接市役所、指定する金融機関またはコンビニエンスストアの窓口でお支払いください。また、口座で納められている方は、水道料金と同一口座でお願いします。なお、口座振替依頼書は、必要事項を記入の上、金融機関の窓口へ届けてください。
    • 納付書発行日は奇数月または偶数月の20日です。(12月は15日です。)
    • 納期限は納付書発行月の月末です。
    • 2か月分の使用料を合計して支払いしていただきます。

     詳しくは、下水道使用料の支払いのページをご覧ください。

     

    汚水の排除量の認定

     汚水の排除量は次の方法で、認定します。

    •  水道水を使用の場合は、水道の使用水量を汚水の排除量と認定します。
    • 井戸水等を使用の場合は、ポンプ等に計量器を取り付け、計量した使用水量を汚水の排除量とします。なお、計量できないときは、使用人数等の使用の態様を勘案して認定した使用水量を汚水の排除量とします。
    • 水道水と井戸水等の併用の場合は、双方の使用水量の合計を汚水の排除量 とします。

     

    挿絵