2023年09月01日
マイスターとは
「マイスター」とは、ドイツ語で「名人」や「巨匠」という意味があります。ものづくりが盛んな自治体の技術・技能者を表彰する事業では、「(自治体名)マイスター」として制度設計されている事例があります。
他事例との違い
一般的なマイスター
- 卓越した技術・技能等を有する技術者等を公募
- マイスターの認定分野は、金属加工等の「工業」が定められるケースが多い
- 選考委員会の審査を経て、対象者(個人)をマイスターに認定
- 技術・技能の振興及び継承、人材育成に寄与する事業を実施
はしマイスター
一般的なマイスター制度と比べて次のとおり内容を強化し、類似事例との差別化を図っています。
- 工業に係る技術だけでなく、農業・商業の技術や、市の地域資源を活用した特産品の製造・販売等もマイスターの認定分野とします。
- 募集の間口を広げるため、「個人」だけでなく「企業等」もマイスターの認定対象とします。
- 市事業への協力体制を評価(シティセールスの推進)
- 市イベント等での展示・販売の協力や、ふるさと納税返礼品への登録を評価基準に加えます。
- マイスターの活動支援だけでなく、市事業の戦略的PR(シティセールス)に繋げます。
認定基準
- 技術力の評価 同業他社と比べて技術水準が高いか(または市内唯一か)
- 地域資源活用の評価 市の地域資源を活用した創意工夫のある特産品であるか
- 資格・表彰・販売実績の評価 当該技術や特産品に関する資格取得、国・県等から表彰されているか(または製品の市場占有率が高いか)
- 認知度の評価 メディアへの露出等、市の認知度向上に貢献しているか
- 協力体制の評価 市イベントへの参加やふるさと納税返礼品登録など、市事業に協力している(できる)か
「技術力の評価」と「地域資源活用の評価」は、事例によって使い分けます。
はしマイスター認定のメリット
- 認定証、記念品等の授与
- 市広報紙、ホームページに掲載
- 市長記者会見の開催
- 市イベント等への出展支援(展示・実演・販売等)
はしマイスターに3名と1団体を認定(平成30年度)
平成30年度は、次の4つの事例(3名・1団体)を「はしマイスター」として認定しました。
- 広東もな(クリエイター・漫画家)
- 石山人(特殊窯業)
- 岩田善之(テキスタイルデザイナー)
- 羽島なまずバーガー研究会(飲食業)
はしマイスターに2企業を認定(令和元年度)
令和元年度は、次の2つの事例(2企業)を「はしマイスター」として認定しました。
事例の概要
はしマイスターに1企業を認定(令和5年度)
令和5年度は、次の1つの事例(1企業)を「はしマイスター」として認定しました。
事例の概要