[2020年1月30日]
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名神高速道路(上り線)の一宮ジャンクション付近では、東海北陸自動車道からの車両が加速車線のいたるところで合流するため、名神高速道路の流れが悪くなっていました。岐阜羽島インターチェンジから一宮インターチェンジまでの区間は、国土交通省が発表する「IC区間別の渋滞ランキング(平成30年のNEXCO3社および本四高速)」で、全国ワースト17位となっています。
同区間の交通の流れを改善し渋滞を緩和するため、NEXCO中日本名古屋支社は、昨年11月に「ファスナー合流」に着目した道路工事を実施しました。これは、東海北陸自動車道から名神高速道路に向かう車両が規則正しく交互に(ファスナーのように)合流することを促すため、加速車線と走行車線を分離するラバーポール区間を延伸するとともに、路面標示を変更するものです。
これまでは、加速車線450メートルのうち350メートルの区間で合流ができましたが、加速車線を570メートルとし、新たに260メートルの区間でラバーポールを延伸。合流できる区間が加速車線の先頭210メートルのみとなり、規則正しく合流する「ファスナー合流」により、名神高速道路の流れがスムーズになりました。この渋滞対策は、高速道路で初の取り組みです。
インターチェンジやサービスエリアなどから高速道路の本線に合流する箇所では渋滞が発生しやすくなりますので、加速車線の先頭まで進み、1台ずつ交互に合流する「ファスナー合流」にご協力をお願いします。
羽島市は、輪之内町、安八町および各市町の経済界と連携し、NEXCO中日本名古屋支社をはじめ、国土交通省等の関係機関に対する要望活動を展開。慢性的な渋滞の状況等を説明するとともに、その緩和策を講じるように要望を重ねてきました。今回の工事施工は、この要望活動が実を結んだものです。
NEXCO中日本お客さまセンター (フリーダイヤル)0120-922-229
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