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ホストタウン応援コラム「輝け!スリランカ」Vol.11

[2020年2月1日]

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ゼッケン67のカルナナンダ選手

 1964年東京オリンピックの男子陸上1万メートル走で、「ゼッケン番号67」のスリランカのカルナナンダ選手は、最下位ながら最後まで走り抜き、約7万5000人のスタンドの観客を感動させました。他の選手が次々とゴールする中、同選手は脇腹を押さえながらトラックを2周、3周と一人で走りました。彼は周回遅れだったのです。

 このひたむきな姿に観客は次第に声援を送り始め、最後は優勝した選手に劣らぬ拍手と歓声に包まれながらゴールしました。同選手は「国には、小さな娘が一人いる。その娘が大きくなったら、お父さんは東京オリンピック大会で、負けても最後まで頑張って走ったと教えてやるんだ」と語ったそうです。

 50年以上経過した今日でも、この出来事はスリランカ国民の誇りとして讃えられており、自分のベストを尽くすことに意義があるということを教えてくれます。オリンピアン精神に通じるこの物語は、その後、日本の国語の教科書にも採用されました。


スリランカの選手を応援する児童

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