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愛 City はしま(市長のコラム)第65回

[2019年9月1日]

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 市役所からお知らせする情報は、多岐にわたります。土木・建設工事に関するまちづくりをはじめ、教育・福祉・介護、市民の方々との協働事業等、広報はしまや羽島市ホームページ、チラシやパンフレットを用いてお知らせしています。さらに、近年は、タウンミーティングや個別事業説明会等も開き、正確な情報発信に努めています。

 それらの働きかけを通じ、従前に比べれば市民の方々に適時・的確に、行政情報が伝わるようになりました。決まってからの事後報告ではなく、計画段階での情報開示や、問題化している案件の説明会は、多くの方々にご理解と支援をいただけるようになりました。

 長年にわたり混迷化し、多額の経費と期間を要することとなった、次期ごみ処理施設建設事業。県下一の老朽施設として安全性が危惧されながら、方策を講じてこなかった市役所庁舎建て替え問題等は、経緯と対策をお知らせしながらご理解をいただき、事業が着実に進んでいます。

 そのような中、5月末、災害からの逃げ遅れを防ぐため、5段階に分けた「警戒レベル」が定められました。まさに、命をつなぐ防災情報の改定が国において行われたのです。

●警戒レベル①→気象庁からの早期注意情報に対し、心構えを高める。

●警戒レベル②→気象庁からの注意報に対し、自らの避難行動を確かめる。

●警戒レベル③→市役所からの避難準備情報を受け、高齢者等の方は避難する。

●警戒レベル④→市役所からの避難勧告・指示を受けた地域の方々は、全員避難する。

●警戒レベル⑤→市役所からの災害発生情報を受け、命を守る行動をとる。

 この制度が導入された後の7月上旬、九州地方の大雨災害で、多くの市町村が「警戒レベル④全員避難」を発令しました。しかし、対象地域の住民避難率は1%未満でした。

 過去の災害発生時に、牛山素行静岡大学教授が行った調査でも、準備・勧告・指示の避難情報の危険順を正しく理解していた方は、40%に満たなかったというデータもあります。また、突発的に短時間に起きる記録的豪雨のような場合には、警戒レベルに当てはまらないケースもあります。

 災害から命を守るためには、公の情報に基づき、自ら正確な判断をされ、適切な行動をとることが何よりたいせつです。情報の受け手となられる皆さんが、その内容を正しく理解して行動されること。あらためて、伝えることの難しさを認識しながら、お願いいたします。


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