ページの先頭です

愛 City はしま(市長のコラム)第63回

[2019年7月1日]

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

 梅雨期になると、アジサイが彩る風景が報道されます。羽島市でも、正木町のアジサイ街道が、ウォーキングや地元イベントに活用されています。

 そんな折、思い出されるのが昨年12月にお亡くなりになった元市議、味岡弘さんです。味岡さんは、温和なお人柄と旺盛な地域愛で、正木町の発展に貢献されました。

 なかでも、地元の生活環境を向上させるため、国営農地防災事業の一環として、愛知県犬山頭首工から木曽川の水を導く羽島用水パイプライン化工事推進に尽力。水路の整備に併せた上面の歩道利用と、坂丸にお住まいの故竹中昭美さんが提案されたアジサイの植栽も勧められました。味岡さんや竹中さんの志が、正木の安全なまちづくりにつながるよう頑張ってまいりましょう。

 今年4月の統一地方選挙での改選前、2名の現職市議もお亡くなりになりました。いずれも、味岡さんと同様、市政の重要課題解決に対し、ご理解とご協力をいただいた方です。

 市議長を3回、合わせて3年2カ月間務められた奥田三郎さんは、常に大所高所から物事を推し量られました。時に、施策に不足があれば指摘され、最善の方法で市政が円滑に進むよう助成をいただきました。また、用地の補償等、個人の利得に直結する案件については、忖度することなく公正なルールを遵守する姿勢を貫かれました。その毅然とした政治姿勢は、私自身が当事者として体験した案件もあり、政治家として持つべき当然の理念とはいえ、今でも敬服の念を忘れることはできません。

 当選後、1期半ばで病魔に襲われ、平成29年12月に急逝された山北芳郎さん。市議となられた以降の短いお付き合いでしたが、誠実なお人柄とバイタリティあふれる行動力には、常に感銘しておりました。

 特に、正確な市政情報を地元の方々に伝えようと、市政報告会を開催。的確な資料も作られ、自らの言葉で真剣に説明を重ねられました。私もその裏表のない政治姿勢に共感し、市政報告会には最後まで同席。案件ごとで、市の立場についてご説明をいたしました。

 市政の重要な点検場所ともいえる市議会。そこで議員が承認・賛成した事案について、お三方とも適切に地元等で説明をされました。地方政治の世界では、自らが議場で賛同した重要案件について、地元等で報告すらされないという話を、他の首長さんからお聴きしたことがあります。

 そんな残念な話とは真逆で、ひたすら市民目線で議員活動を行われた、同志ともいえるお三方の遺徳を、いまさらながらに偲ぶ梅雨の雨と、色とりどりのアジサイの季節でした。

ご意見をお聞かせください

  • このページは役に立ちましたか?

  • このページは見つけやすかったですか?