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愛 City はしま(市長のコラム)第60回

[2019年4月1日]

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 市役所本庁舎は耐震性が低く、大地震が襲来すると倒壊の恐れがあります。そのため、来庁者の方々の安全確保を含め、職員の迅速な避難が必要です。

 従来、市では職員に事前告知した上で、避難訓練を行ってきました。それでは、訓練のための訓練となり、的確な効果検証にはなりません。そこで平成30年度の避難訓練は、抜き打ち実施を計画。防災と施設管理所管以外には告知せず、訓練を行いました。地震発生後の応急行動は、これまでも職員に周知してあります。訓練の手順は、次のとおりでした。

  「訓練、訓練、地震発生」の緊急放送を受け、来庁者の方にも声をかけ、事務机の下に身を隠す。

 その後、揺れが収まったところで「庁舎南駐車場に避難せよ」との再放送が流れ、職員は避難行動に移る。来庁者には、訓練の事情をあらためてお伝えし、手続き等に支障のないよう対応する。職場に残った職員を除き、職員の安否確認を行い、人数を確認する。

 訓練ですので、実際とは異なる窓口対応が必要となりましたが、実効性の確認はできました。各課管理者からのアンケート結果は、次のとおりでした。

1地震発生時の安全確認=落ち着いてできた97%

2来庁者への対応と声かけ=できた50%

3訓練内容=良かった90%

 課題については、次の個別意見が出されました。

1今後の改善に資する意見

・簡潔明瞭なアナウンス指示が欲しかった

・現庁舎の構造上、机の下へ身を隠すのは疑問がある

・現状の分散庁舎では、避難場所を庁舎ごとで定めた方が良い

・自分の行動と正しい対応を比較するため、詳細資料を提供してほしい

2対応について反省すべき意見

・各階の火元責任者・防火責任者が分からなかった

・救急用具が用意されていなかった

・消火器設置場所が分からなかった

・発災時の課ごとの行動マニュアルが、整っていなかった

・ヘルメットを常備していない職員が多い

・トイレ等の存否確認が必要だった

 発災時の対応が、まだまだ未熟であると感じました。特に、避難場所までの行動については、緩慢な職員が多く、私が庁舎2階で「緊急避難」と、大声で叱咤しました。

 人間の行動において、実際に災害が起きたときでも、誰かがリーダーとして声をかけ、迅速な行動を示さないと、なかなか適切に動かないと言われています。

 今回の反省も踏まえ、今後ともより効果的な訓練を行ってまいります。 

ご意見をお聞かせください

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