ページの先頭です

愛 City はしま(市長のコラム) 第46回

[2017年12月1日]

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

愛 City はしま(市長のコラム) 第46回

 岐阜労働局のデータによれば、平成29年9月時点における岐阜地域の有効求人倍率(一般)は、2.01でした。これは、1人の就業希望の方に対し、企業等から2倍を超える求人があることになります。岐阜地域の同求人倍率が1を超えたのは、平成24年以降です。平成22年の求人倍率に至っては、0.7でした。

 求人倍率に関しては、景気の動向との関係から、倍率が高くなっても一概に景気回復が著しいとは言えないという議論があります。しかし、企業等が雇用を増やす必要性が高まっているのは、経済環境が好転している表れであることは疑いのない事実です。この求人倍率の上昇が、ここ数年来、公務員の人材確保にも大きな影響を及ぼしています。

 羽島市においても、市役所への就職を希望する方に対する説明会の参加者が、毎年、減っています。職場紹介の資料やポスター等、PR手段の改善をはじめ、先輩職員との意見交換の場を設けたり、市職員として期待するメッセージを私からお話しするなど、さまざまな方策を講じていますが、効果は表れていません。この傾向は、県内自治体の大半でも同様で、首長間でも状況を危惧する思いを語り合っています。

 かといって、この求人難を見過ごしているわけにはいきません。当市では平成25年度以降、採用試験の対象種別を次のとおり拡充しました。
▽一般事務として、障がいのある方を募集▽土木・建築職に高校卒業枠を設置▽文化・スポーツ・芸術分野等で成果を挙げた方を対象に、自己推薦枠を設置▽子育て経験のある女性を対象に、保健師自己推薦枠を設置▽文化・福祉部門の専門資格者募集枠を設置

 以上の募集を行っても、成績評価や内定後の辞退等により、毎年、採用に至っていない職種があります。しかし、従来型の採用方式のみでは、優秀な人材を確保することはできません。高校卒業枠については、当市の事例を参考にし、他の自治体も本年度採用分から導入しています。

 行政ニーズの多様化、専門化が進む中、より誠実かつ真摯に公務員として仕事に取り組む有能な人材は、まさに「人財」です。今後とも、職員定員適正化計画に則し、的確な人材確保に努めてまいります。

ご意見をお聞かせください

  • このページは役に立ちましたか?

  • このページは見つけやすかったですか?