[2017年11月14日]
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乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る、原因の分からない病気で、窒息などの事故とは異なります。
平成28年では全国で109名の赤ちゃんが亡くなっており、乳幼児の死亡原因の第3位です。SIDSの予防方法は確立していませんが、以下のポイントを守ることよりSIDSの発症率が低くなるというデータがあります。
①1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけで寝かせましょう。
SIDSはうつぶせ、あおむけのどちらでも発症しますが、寝かせる時にうつぶせに寝かせたときの方が発症率が高いと研究者の調査で分かっています。
②できるだけ母乳で育てましょう。
母乳で育てられている赤ちゃんの方が、SIDSの発症率が低いと研究者の調査から分かっています。
③たばこはやめましょう
たばこはSIDS発症の大きな危険因子です。赤ちゃんのそばでの喫煙はやめましょう。
◎よくある質問
Q.赤ちゃんが寝返りをして、うつぶせ寝の姿勢になった場合は、赤ちゃんを再びあおむけ寝の姿勢に戻す必要がありますか。
A.寝返りは赤ちゃんにとって重要で自然な発達過程です。米国国立衛生研究所(および米国小児学会)によると、赤ちゃんがあおむけからうつぶせと、うつぶせからあおむけのどちら側からでも自分の寝返りができるようになったら、あおむけ寝に戻す必要はないとされています。
リスクを減らすために重要なのは、眠り始めるときにあおむけ寝の姿勢にしてあげることと、寝返りをした時に備えて赤ちゃんの周囲に柔らかな寝具を置かないようにすることです。
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