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愛 City はしま(市長のコラム) 第40回

[2017年6月1日]

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愛 City はしま(市長のコラム) 第40回

 梅雨時を迎え、心配されるのは突発的な豪雨災害です。近年、全国各地で、季節を問わず過去最大である
とか、観測史上初といわれる自然災害が発生。甚大な被害が起きています。
 幸い羽島市には、昭和51年の9・12災害以来、そのような惨禍は発生していません。40年以上、大規模な自然災害の襲来を免れています。しかし、市域の大部分が軟弱地盤といわれる当市においては、大規模地震が発生した場合、大きな被害が予測されています。
 政府の地震調査研究推進本部が明らかにした、マグニチュード8以上の海溝型地震、いわゆる「南海トラフ地震」の発生確率は、10年以内に20~30%、30年以内で70%程度です。また、今後50年以内では、90%程度かそれ以上の確率で発生すると予想されています。
 一方、岐阜県は、平成25年2月、「南海トラフの巨大地震等被害想定調査」を公表しています。同調査によれば、羽島市の想定震度は6弱。全壊建物は、地震の揺れによるものと液状化によるものを合わせて1852棟。半壊建物が、揺れと液状化を合わせて4549棟という予測がされています。また、避難者数は、7341人に上ると見込まれています。
 人的被害については、地震の発生時刻によって差異が生ずるため詳述しませんが、おおむね300人から500人の死傷者が出る恐れがあります。
 このような大地震に加え、同時期に集中的な豪雨が襲来すれば、被害はさらに拡大し、複合型大規模災害ともなりかねません。自然の猛威には、どれだけ人智を講じても、抗えないところがあります。しかし、被害を最小限に抑える予防的措置を講ずることは可能です。
 防災への取り組みには、自らを守る「自助」、家族や親戚で身を守る「互助」、隣近所で助け合う「近助」、地域でのルールを定めて活動する「共助」に、市役所をはじめとする「公助」があります。羽島市においては、先進的に地域防災に取り組んでいるコミュニティセンターや、防災士資格を取られた方々による研究会も、精力的な活動を進めておられます。
 行政情報に関心をお持ちいただくとともに、日頃の備えを怠らないよう、地域での取り組みに参加されるようお願い申し上げます。

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