ページの先頭です

愛 City はしま(市長のコラム) 第37回

[2017年3月1日]

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

愛 City はしま(市長のコラム) 第37回

 市役所には、さまざまな分野にわたる内部会議があります。その中でも、市政にとっての基本方針や重要施策等を審議する「庁議」を、規程によって定めています。同規程で設けている会議は、部長会議と課長会議の二つです。いずれも、庁議における決定事項を適正かつ効率的に推進するため、各部局間の調整と相互の連絡を図ることも、たいせつな目的としています。

 しかしながら従前の部長会議や課長会議は、決定事項の報告や行事の伝達に終始し、意見交換や審議の場であるはずの庁議とは程遠いありさまでした。そのため、庁議という位置付けの重要会議でありながら、課長会議においては代理出席者もいない課があるほどでした。これでは、主要施策の情報伝達すら、知り得ない職員が出てしまいます。それがひいては、職員意識の低迷につながり、横の連携のない業務停滞を招く原因の一つになっていたと思います。

 私は平成24年の市長就任後の最初の庁議において、それまでの悪弊を払拭すること。庁議の重要性を管理職員が認識し、やむを得ない公務等を除き、欠席は許されないこと等を厳命しました。このような当たり前のことを首長としてあえて言わなければならない事態であったことが、残念でなりませんでした。また、改善の必要性すら認識していないガバナンスの欠如に、業務全般にわたる改善の必要性を感じました。

 部長会議では、改善の成果はいち早く表れました。発表事項についての質疑や意見が、しばしば複数の部局長から出されるようになりました。

 さらに、他の自治体では行っていない、行政関係書籍の内容紹介も二つの庁議で実施。当初は抵抗的な考え方の職員もいたようですが、今では真剣にメモを取る職員も増え、何かを学び取ろうという意欲が高まってきつつあります。

 書籍の解説は、毎月、政策参事が担当。膨大な書籍の中から有益なものを選択し、内容を読み取り、要旨をまとめ上げて解説を行っています。その尽力に感謝しながら「本を読まない職種の一番手は公務員」などと揶揄されない、自学にいそしむ職員気質を育てていきたいと考えています。 

ご意見をお聞かせください

  • このページは役に立ちましたか?

  • このページは見つけやすかったですか?