ページの先頭です

愛 City はしま(市長のコラム) 第26回

[2016年2月1日]

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

愛 City はしま(市長のコラム) 第26回

  「休まず、遅れず働かず」。

 公務員の仕事ぶりを揶揄(やゆ)する表現として、よく耳にした言葉です。いまだに、そのような先入観をお持ちの方が多いのではないでしょうか。

 時を経て、行政改革の名のもと、羽島市をはじめ大半の市町村が職員の人員削減を断行。平成の大合併により誕生した自治体を含め、一定期間、職員の新規採用を停止し、定年退職に伴う職員数の減少を図りました。人件費をどれだけ減らしたかが、行政改革の一番の成果として競い合われる風潮が作り出されたのです。その結果、当市役所でも職員数の不均衡が生じ、組織的運営に齟齬(そご)が生じる事態に陥りました。

 私は、職員数削減が行政改革ではない、と主張しているわけではありません。将来の行政ニーズも踏まえ、的確な業務量の捕捉に基づき職員数を確保する適正な定員計画が必要であったと申し上げているのです。ポピュリズムによる無定見な人員削減は、非効率な業務を生み、結果的に納税者の方々にも悪影響を及ぼします。

 年頭の職員訓示では、二つの「M」を課題とすることを話しました。一つ目のMは「マネジメント」。自己管理、業務管理、職場管理を、職員各自が徹底することをお願いしました。もう一つのMは「マーケティング」。国や県からもたらされるビッグデータを解析する一方で、羽島市の地域性、年齢階層等の属性に応じた調査・データ収集を行い、双方を比較検討した上でデータの有効活用を図り、即応性のある施策構築に努めることです。

 「人材は人財」。一朝一夕にスキルアップはできません。急激に職員を増員しても、成果が即時に表れることは困難です。やりがいのある職場を創り、目的意識を持った職員が育成できれば、おのずと「休まず、遅れず働かず」などと言われる「お役所」ではなくなります。そんな市役所作りを促進してまいります。

 

ご意見をお聞かせください

  • このページは役に立ちましたか?

  • このページは見つけやすかったですか?