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羽島市民病院メディカルコラム Vol.35 「膵がんについて」

[2015年12月1日]

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消化器内科部長 中島賢憲

 消化器内科部長 中島賢憲


 増加傾向にある膵(すい)がんでは、年間約2万7,000人の患者が亡くなっています。
 がんの早期発見において、大腸がんでは便潜血検査、胃がんでは上部内視鏡検査が有用ですが、膵がんの検査はまだ確立されていません。そのため、膵がんの症状(腹痛・背部痛・体重減少・黄疸(おうだん)など)に気付いたときには、すでに手術不能な場合が多いのが現状です。
 膵がんの危険因子には、喫煙・大量飲酒、糖尿病・慢性膵炎・膵管内乳頭粘液性腫瘍などがあります。特に、糖尿病の新規発生やコントロールの急激な悪化には注意が必要です。HbA1c(グリコヘモグロビン)の急激な上昇があった際は、精密検査(腹部造形CT)など)をお勧めします。
 また、腹部超音波検査で発見することができる主膵管拡張は、膵がんの早期発見に有用とされています。検診の際には、ぜひ腹部超音波検査も受診してください。

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