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羽島市民病院メディカルコラム Vol.4 「C型慢性肝炎について」

[2013年4月26日]

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消化器内科部長 酒井勉

 消化器内科部長 酒井勉


 日本人の死亡原因をみると、肝硬変や肝がんなど、肝疾患に関連する死亡数が諸外国に比べてかなり多く、その上位を占めています。そしてその大半がC型肝炎ウイルスによるものです。
 日本人の1%がこのウイルスに感染していると言われていますが、肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるように自覚症状が乏しく、慢性肝炎の段階では症状がありません。検査を受けていなかったため、進行した肝硬変や肝がんで発見されたという残念な症例は、医療の現場でも数多く経験します。
 過去には不治の病とされたC型慢性肝炎も治療法が進歩しており、治療の中心であるインターフェロン療法は、奏功率60%を超えています。また、この療法は公的な医療費助成の対象で、少ない自己負担での治療が可能です。
 早い段階でC型肝炎を発見するためにも、積極的に検査を受けましょう。

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