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ふるさと歴史散歩 10 「阿遅加(あぢか)神社の伝説」

[2011年1月4日]

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阿遅加(あぢか)神社の伝説

 昔、日照りが続いていたある夏の日のこと。近江の国の村人たちが、はるばる阿遅加神社にやって来て雨乞い祈願をしていました。その村人たちは、これからは自分たちの村でも雨乞いをしたいものだと相談すると、社宝の「雨石さま」の霊石をこっそり盗んで持ち帰っていきました。たっぷり水の入った桶の中に霊石を沈めてみると、たちまち何日も大雨が降り、洪水になってしまいました。神罰を恐れた村人たちは、またこっそり阿遅加神社にやって来て、近江縮緬(ちりめん)をお供えし、雨石さまを返していったそうな・・・。

 阿遅加神社の本殿に安置してある雨石さまは、横30㎝、縦20cmほどの黒茶色の楕円形の石といわれ、昔は神官さんが榊(さかき)で清水をふりかけ祈願すると、不思議と程よい雨が降ったそうです。
 足近町にある阿遅加神社は、日本古代の英雄日本武尊(やまとたけるのみこと)が坂井の霊泉で休息された縁をもって、御子稚武彦王(みこわかたけひこおう)が祭られた神社で、昔は足近郷(足近輪中)10カ村の総社であったといいます。 (N)

阿遅加神社

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