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ふるさと歴史散歩 06 「渡船の悲話を伝える水難慰霊碑」

[2010年8月31日]

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渡船の悲話を伝える水難慰霊碑

 真白き富士の嶺(ね) 緑の江の島
 仰ぎ見るも 今はなみだ
 帰らぬ十二の 雄々しきみ魂(たま)に・・・

 このなつかしい日本の名歌「七里ケ浜の哀歌」は、明治43年1月に逗子開成中学校のボートが神奈川県七里ケ浜沖で転覆し、不帰の客となった少年たちの哀悼歌です。鎌倉市の稲村ガ崎には「ボート遭難の碑」も建てられています。

 昭和2年4月20日午後4時、旧制海津中学校から下校途中の生徒20余名を乗せた長良川の大須渡船(桑原町大須~平田町野寺)が転覆し、羽島方面か通学していた生徒4名が川底に沈み、不帰の客となる悲しい事故がありました。翌年11月には、旧羽島郡出身の在学生らが同志を募り、この事故のあらましを刻んだ立派な水難慰霊碑が建てられました。この七里ケ浜の哀歌も偲ばれるような若い英霊の碑は、桑原町大須の真福寺(大須観音)境内にひっそりと建っています。(N)

真福寺(大須観音)境内にひっそりと建つ水難慰霊碑

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