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ふるさと歴史散歩 04 「弥八郎(やはちろう)の山賊退治」

[2010年6月30日]

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弥八郎の山賊退治

 安土桃山時代のこと。伊吹山には、たいへん獰猛な鬼の一味が住んでいました。村里へ出てきては、金品を強奪したり、女性をさらったりしたので、村人から大変恐れられていました。

 ある日、この鬼の噂が加賀野井城(昔、下中町加賀野井にあった城)の加賀野井弥八郎というお殿様の耳に入りました。この弥八郎は、武道の達人といわれ、たいへん勇気のあったお殿様でした。早速、その鬼退治をするために杣人の姿にふんして伊吹山へ出かけました。夜、岩陰に身を隠しながら山を登って行くと、やがて洞窟の前の小さな灯かりがきらきらと光る中に人影が見えてきました。そこには毛皮をまとい、赤鬼や青鬼のお面をつけた山賊たちが酒盛りをしていました。鬼の正体を知った弥八郎は、山賊たちの中に飛び込んで、鉄杖で次から次へと退治してしまいました。

 こんな武勇伝を伝える弥八郎の居城跡には、「加賀野井城跡」(県・市史跡)の標柱が立てられています。(N)

加賀野井城跡

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