2022年04月01日

    子どもを事故から守りましょう

     子どもの事故は、「ほんの少しの気配りで防止可能」と事故を経験した保護者の80%以上が答えています。子どもの事故防止は決して難しいことではなく、子どもの発達の特徴を知り、それに対して少し早めに的確な対応をすることで可能です。

     子どもを事故から守るため家族全員が事故防止の認識を深めましょう。

    0歳~1歳に起きやすい事故と予防のポイント

    窒息

    • 赤ちゃんが自分で重い頭を上げることができないうちは、柔らかい布団や枕は使用しない。
    • ベッドにぬいぐるみ、タオル、ビニール袋などを置くことを避ける。

    異物誤飲

    危険なものは必ず、赤ちゃんの手に届かないところに保管する。赤ちゃんの目の高さで安全の確認を。

    やけど

    • 熱源は、すべて赤ちゃんの手の届かないところへ置く。ストーブなどは、安全柵をつけるなどして、赤ちゃんの手が届かないようにする。
    • 赤ちゃんがテーブルクロスの端を引っ張ると、頭の上に食器やお湯がかかる危険があるためテーブルクロスの使用はやめる。
    • とっての部分に手が届かないような向きに、なべやフライパンを置くようにする。

    転落・転倒

    • ベッドの柵を必ずあげる。
    • 赤ちゃんをひとりでソファーなどに寝かせない。
    • ハイハイ可能な時期までに、階段の上下に柵を設置し、赤ちゃんが一人で階段に入らないようにする。

    水の事故

    風呂場の戸は必ず閉めてかぎをかける。また、浴槽には水をためておかない。

    交通事故

    自動車に乗るときは、年齢にあったチャイルドシートを正しくしっかりと後部座席に固定し、使用しましょう。

    1歳~4歳に起きやすい事故と予防のポイント

    誤飲、中毒、窒息

    • 危険なものは必ず、子どもの手に届かないところや目に触れないところに保管する。
    • ピーナッツなど乾いた豆類を食べさせない。

    やけど

    熱源は、すべて子どもの手の届かないところへ置く。ストーブなどは、安全柵をつけるなどして、子どもの手が届かないようにする。

    転落・転倒

    箱、家具など踏み台になるようなものをベランダや窓際に置かない。

    水の事故

    • 風呂場の戸は必ず閉めてかぎをかける。また、浴槽には水をためておかない。
    • 水遊び時はライフジャケットをつける、子どもから目を離さない。

    交通事故

    • 自動車に乗るときは、年齢にあったチャイルドシートを正しくしっかりと後部座席に固定し、使用する。
    • 道路を歩くときは、手をつないで歩く。
    • 三輪車に乗る・自転車に乗せる時はヘルメットをつける。

    お知らせ

     市では、こんにちは赤ちゃん事業の際に「赤ちゃん安全チェック表」を配布しています。お家の中が、子どもにとって安全な環境であるかどうかチェックしてください。乳児健康診査の際に保健師が一緒に確認・指導させていただきます。また、乳児健康診査では、事故予防のパンフレットを配布していますので、事故予防にお役立てください。

     

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